四国を担当エリアとして、空調設備工事や給排水設備工事、それに付随する電気工事などに関する営業活動を行っています。例えば、各市町村からの官公庁案件の場合、設備工事を直接受注することもあれば、学校や病院などの新設・改修工事になれば、元請けとなる建設会社や設計事務所から設備工事を受注することもあります。また、長年、空調設備の保守・メンテナンスを行っている民間企業様から、直接、お声がけいただくこともあります。官公庁案件:民間企業案件の割合は、おおよそ半々といったところでしょうか。
形として残る建物と違い、空調設備を普段から意識している人は少ないかもしれません。たしかに設備業界は建設業界の一部ですが、特に近年の猛暑や省エネ、高齢化が社会問題となってきたこともあり、快適な環境を維持するために不可欠な業界として、継続的なニーズが見込まれています。約半世紀にわたり「空調と環境のプロフェッショナル」として実績を積み重ねてきた星電は、おかげさまで四国エリアでは知る人ぞ知る存在。さらなる業績向上を目指して、あとは営業の腕の見せ所ですね。
営業スタイルは、ある程度、個人に任せてもらっていますので、私の場合、いかに信頼関係を築いていくか、を考えて行動しています。億単位の大きな案件になると、会社の実績やタイミング、もちろん金額面など、様々な要素が受注のポイントになりますが、だからこそまずは案件の相談を持ちかけられるよう、日頃からお客様と密にコミュニケーションを図るよう心掛けています。
着工している現場に足を運び、お客様と一緒に進捗状況を確認したり、建設会社や設計事務所を訪問して、情報収集を行ったり。入札依頼があれば、社内の工事部門と相談しながら、見積書をはじめとした各種入札書類を作成します。時期によっては、県、市町村単位での補助金があり、その申請書類の作成をお手伝いすることも。意外と社内での仕事も少なくありませんが、各部署のメンバーとコミュニケーションを図ることも、とても重要だと考えています。
もともと私は、アパレル業界で接客の仕事をしていたことがあり、コミュニケーション能力には自信がありました。ただ専門知識がなかったため入社当時に「わかっているフリは絶対しない」と決めて以来、今でも徹底しています。自分自身もそうですが、星電で働いているメンバーはみんな、部署の垣根を飛び越えても、わからないことは教え合う風土が根付いていると思います。
設備工事の仕事は、ひとりではできません。施主様の要望に応えるためには、所属している工事管理課だけでなく、空調管工事課、電設課、管理課などの各部署をはじめ、建設会社や設計事務所、資材提供業者や実際の作業を担当する協力業者など、社内外の多くの人たちの協力が欠かせません。営業職の大切な役割は、関わるすべての人たちのつながりを築くこと。そしてチームワークよく工事を進めることで施主様の満足につながり、営業職である私の成果、ひいては会社の業績向上に結びついていきます。星電の営業職の醍醐味は、関わるすべての人たちの起点になれることかもしれません。
Other Employees